建設業許可を取得するメリットに関してですが、なんと言っても”社会的信用”を得ることが大きいと考えます。
コンプライアンスが重視される現状では、信用はとても大切な財産です。
行政が客観的な指標のもと審査を行い、県知事が正式な許可を与えたということが、大きな意味を持つのです。
- 大きな仕事を請け負う場合には、建設業許可が必要です
建設業では、「軽微な建設工事」のみを請け負う場合を除き、建設業許可を取得しなければなりません。 でも、あらかじめ許可を取得しておけば、請負代金の制約を気にせず、これまで受注出来なかった規模の工事を請け負えるのですから、仕事の幅が広がり、仕事の受注も増加することが期待されます。 - 請負の条件になっている場合もあります
許可を受けることが請負の前提条件であるケースが増えてきています。 元請け業者から許可を取るように指導されるケースもありますので、許可を取得しておいた方が有利だと考えます。 - 金融機関からの融資が受け易くなります
金融機関によっては融資の条件に、建設業許可の取得を要件としている場合がございます。
許可取得によって対外的な信用が増しますので、融資が受け易くなる可能性がございます。 - 公共工事を受注するには建設業許可が必要です
公共工事を受注して、より一層事業を安定させるためには、経営事項審査を受け、公共工事の入札に参加することが前提条件となります。
経営事項審査を受けるためには、建設業許可を取得していることが要件となっております。